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福岡県鞍手の古い神社のひとつ白山神社を神棚大工が紹介します


鞍手 白山神社


鞍手には、古い歴史伝承を持つ神社が沢山あります。

 

そのうちの一つ、鞍手白山神社は白山という山の中にあります。

今回はその白山についてご紹介したいと思います。


ご祭神など


白山神社(鞍手町八尋白山)

霊亀2年(西暦716年)観請

御祭神 

 

伊邪那美神(いざなみのかみ) 

伊邪那岐神(いざなぎのかみ)と対遇神「いざな」は誘うの意味で「き」は男性、

「み」は女性である。つまり、交合による生産豊穣の象徴である。



菊理媛神(くくりひめのかみ)

 

別名は、白山比咩神(しらやまひめのかみ)

伊邪那美神の言葉を伊邪那岐神に伝えたとされる

ー「黄泉の国から出なり」ー



泉守道者(よもつちもりびと

 

 黄泉の国の入り口の道を守る者





伊邪那美(いざなみのかみ)に逢いに黄泉の国を訪問した伊邪那岐(いざなぎのかみ)は、伊邪那美神の変わり果てた姿を見て逃げ出した。

 

しかし黄泉の国の入り口(泉平坂・よもつひらさか)で追いつかれ、そこで伊邪那美神と口論になる。

 

そこに泉平道者(よもつちもりびと)が現れ、伊邪那美神の言葉を取継いで「一緒に帰ることは出来ない」と言い、菊理媛神(くくりひめのかみ)が何かを言うと伊邪那岐神は、それを褒め帰って行った。

 

このことから、菊理媛神は伊邪那岐神と伊邪那美神を仲直りさせたとして

縁結びの神とされている。

 

 


福岡県鞍手はとても古い場所です


イザナギイザナミ神話の黄泉の場所、

白山こそがその地であったというのが地元伝承

なのです。

鞍手 白山神社には、まだまだ伝承が数多くありますが只今 調べている最中です…



 

この白山神社への、白山神社登山参道の整備を毎月のようにしております。