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古くより宗像三女神降臨伝承のある六ヶ岳

私の住む鞍手郡には六ヶ岳という地元ではとても古い伝承を持つ山があります。

 

ちなみにWikipediaには次のように紹介されています。

 

「 六ヶ岳(むつがだけ)とは、

福岡県宗像地方の鞍手町室木と直方(ノオガタ)市新入(シンニュウ)と宮若市龍徳に跨る標高338.9mの山である。崎戸山ともいう。

 

六ヶ岳には、

宗像三女神降臨したという神話が伝わり

全国各地より登山や神話歴史を追う方々が多く登られている山です。

 

山麓に六嶽神社があり、

宗像三女神が祀られてあります。

 

山頂からの見晴らしは、

宗像市・鞍手町方面には響灘・玄界灘、

北九州市・下関市方面には北九州工業地帯が、

直方市・田川市方面には英彦山が見える。

 

名の由来は山塊の頂が「朝日(旭)、天山、羽衣、高祖、崎門、出穂」の六峰から構成されているためである 」

 

 


山の特徴


標高は338㍍なのですが

読んで字の通り六岳あるため

六峰を登山するとなれば一日楽しく過ごせる様になっております。

 

地元では登山道を整備する方々も活躍されており

登りやすい山です。

 

神話としても宗像三女神が

降臨した伝承が古くより残っておりまして

六ヶ岳中腹にある六嶽神社上宮への登山参拝も

素晴らしいものとなっております。

 

六ヶ岳には、滝も数ヶ所あります。

中でも妙見の滝は別格で

光が沢山差す時間帯に行けば

木漏れ日の中で水のせせらぎや

鳥のさえずりを聞く事ができます。

とでも癒やされる場所です。

 

 

 


六嶽神社


この地は

宗像三女神が初めて降臨したといわれる地で

成務天皇七年の時 

室木の里長・長田彦が神勅(しちょく)により崎門山上に神籬(ひもろぎ)を建てたのがそのはじまり。

 

延喜七年菊花を神社の神紋と定め、

文中三年足利義満が社殿を造営し宝永ニ年に社殿が再建された時には、黒田長清が木材を寄進しています。

 

明治五年十一月三日に郷社となり明治四十三年に六嶽上宮

(宗像三女神最初御影向〔ゴヨウゴウ〕霊地)及び貴船神社と八幡神社を合祀した。

 

また六嶽神社は安産の神様として古くより安産祭を春の大祭に行い、境内繁茂する神木(力柴)の枝を用いて安産を祈る。

 

 

〈六嶽神社祭典日〉

 

1/1 歳旦祭

1/3 年始祭

4/8(前後) 春季大祭

7/(田植後) 御獅子祭

9/(彼岸のうち)社日祭(上宮祭)

10/17(前後)秋季大祭

11/23 新嘗祭(にいなめさい)

12/31 除夜祭